自然栽培の三川ファーム

新潟の奥阿賀で、山間の棚田にてコシヒカリと亀の尾を、農薬や肥料を使わずに栽培しています。稲架掛け、天日干し、唐箕や千歯こきなどの伝統的な道具を大切にし、自然界に存在する磁力を整えるといった、見えない自然の力を活かす「カタカムナ農法」を採用しています。令和6年度には、阿賀町綱木にて一町分(12反、約3,600坪)の田んぼに作付しました。また、阿賀町中ノ沢では、不耕起栽培による野菜畑で固定種に力を入れて栽培しています。いずれも自然農法を基盤にした取り組みです。 この田んぼや畑には、山の冷たい最初の湧水が注ぎ込み、里山の最奥地で栽培が行われています。特に稲は、花崗岩質の土壌と、昼夜の寒暖差が20度以上ある地域特有の気候条件により、美味しい米に育つ環境が整っています。

著者:三川ファーム 松本伸一

はざかけ風景

自然農法とは?お米の自然農法について解説

現代農業は、収量の確保や病害虫の予防など農作物の安定生産を目的に、農薬や化学肥料を用いた慣行栽培が行われています。 しかし最近では、枯れ草や蓑(わら)などを発酵させ堆肥として土壌に還元する「自然農法」という栽培方法とる農 […]
あたり一面が黄金の棚田。実りの秋

慣行栽培における一般的な稲作の流れ

現代農業は、農作物の安定的生産と品質向上を目的に、農薬や化学肥料、農業機械などを用いた「慣行栽培」が主流となっています。 その中でも稲作は、私たち日本人の食文化を支える大切な農作物であり、現代農業の礎とも言うべき産業です […]
田んぼの実り始めの稲

お米の有機栽培について。自然農法や慣行栽培との違いも解説

全国の生産地には、昨今の多様化する消費者のニーズに応えるため、有機栽培や自然農法を用いた農業生産を行う農家さんがいます。 その中でも有機栽培は、「農薬や化学肥料を使用しない栽培法」として、一般的にもその認知を広げており、 […]