よくあるお問い合わせをQ&A形式でまとめました
Q: クラシックコシヒカリとは何ですか?
A: 新潟県では平成17年に、いもち病に強いコシヒカリBL米へと一斉に切り替わりました。現在、県内の98%がBL米です。しかし、昔ながらのコシヒカリを好む消費者の声も多く、私自身もその味に魅力を感じています。当ファームでは、いもち病のリスクを承知の上で、従来のコシヒカリを専門に栽培しています。そのため、この昔ながらのコシヒカリを「クラシックコシヒカリ」と表記しています。
Q: 一番水とは何ですか?
A: 三川ファームが管理するすべての田んぼには、最初に湧き出た清らかな水が流れ込みます。田んぼは山の最上流にある棚田で、生活用水が一切混ざらない最もきれいな水です。この環境を守るためには、熊、イノシシ、鹿、猿などによる獣害対策も必要で、自然との知恵比べが続きます。支流ごとに、一番最初の田んぼだけがこの「一番水」を受け取ります。このような清らかな水で育ったお米を口にできる機会は非常に稀です。
Q: 完全天日干しとは何ですか?
A: 三川ファームでは、可能な限り稲架掛けによる天日干しを行っています。ただし、スペースの都合上、すべての稲を掛けることが難しいため、会社の正面で干したり、シートに広げて干したり、ハウスを利用するなどの方法を用いて、稲を自然乾燥させています。令和5年度以降は耕作面積の拡大に伴い、天日スペースの限界から全体の20%は天日干しで、残り80%は乾燥機を使用しています。
販売する商品の説明に「天日干し」または「遠赤外線乾燥」と記載をしていますのでご購入時にご確認お願いします。天日干しのほうが手間がかかる分お値段は高めの設定となります。
Q:亀の尾を玄米で購入したところ多少の緑色の米や斑点米がありました。これらは玄米で食べて大丈夫でしょうか
A: 自然栽培のため、ある程度は被害米(斑点米)が発生します。脱穀後に色彩選別を1度通過しておりますが、完全に取り切れないのが実情です。斑点米は見た目は気になっても食べる分には全く問題はありません。また、色米(緑)については食米として充分な大きさに育っており、(グレーダーでサイズ選別)精米すると普通の白米です。美味しく頂けますのでご安心ください。
Q:種籾の販売はしていますか
A: 玄米もしくは白米での販売のみとさせていただいております。
Q:農薬を使用した一般的なお米も作っていますか
A: 全ての耕作圃場において、肥料未使用、農薬未使用としております。
Q: 自然栽培とは何ですか?
A: 三川ファームでは、種の消毒から育苗、本田での生育期間、そして休耕時に至るまで、365日無農薬・無肥料の自然栽培を実践しています。特に、源流から流れ込む「一番水」が田んぼを潤し、その水自体が豊富な栄養源となり、作物に力を与えています。
Q: 無農薬で雑草はどう管理しているのですか?
A: 田植え後から、人力によるチェーン除草を4日サイクルで実施しています。これに加えて、中耕除草や手作業による雑草取りも行い、7月末までがその作業のピークとなります。
Q: カタカムナ農法とは何ですか?
A: カタカムナ農法は、日本の太古のカタカムナ文明に基づく農法です。この文明が持つ「目に見えない力」を応用し、無農薬・無肥料の自然栽培を実践しています。ヴィクトル・シャウベルガーの自然界に存在する磁力の概念を取り入れ、稲作や畑作に毎年研究応用しています。さらに、カタカムナ文明の米作りの歌「カタカムナウタヒ」や「とほかみえみため」を唱えることでの、周波数同期による大自然のサポートを得ながら、人力による厳しいチェーン除草作業を楽しく行っています。